YOASOBIは結成1年目にして大ヒット。
2020年に紅白出場を果たし、
インターネト世代以外からも
注目されるようになった。
しかしヒットした理由といえば、
YOASOBIがSNS世代にハマったからだろう。
2021年紅白への出場も決定していて、
2021年12月12日には情熱大陸にも出演する。
今まさに大注目ユニットである。
このYOASOBIがヒットした理由や
なぜ注目されているのかについて
詳しく調べてみる事にしました。
理由は、YOASOBIの革新的な取り組みが
ファン層(10代のSNS世代に)
うまくはまったことがヒットの理由だった!
まずは知らないひとのために、
簡単なプロフィールから触れていきたい。
大注目YOASOBI(ヨアソビ)のプロフィール
Ayaseは3歳頃からピアノの先生だった
祖母の影響でずっとピアノを弾いていたらしく
音楽の基礎は幼少期に身についていた。
高校に入学するも、バンド活動に専念するために
1年で退学している。
自分がやりたいことのために、親の反対を押し切って、高校を辞めてしまうのはすごい。スター性だなと思いました。なかなか高校生で、そこまで行動できる子は少ないですよね。
Ikuraは現役の大学生で2000年生まれの21歳(2021年時点)
3歳までアメリカ在住だったことが知られている。
2015年頃からオーディションへ積極的に参加したり
メディアへの出演も果たしている。
筆者は2000年以降に生まれた子達がすでに大人になって活躍している事にびっくりした。生まれながらにして携帯が手元にある世代で、物心がついたころには画面が全部タッチスクリーンだったのではないだろうか?そんな世代が今大人になり、様々な業界で新しいムーブメントをおこしている。
そんなYOASOBIの結成から触れていこうと思う。
大ヒットYOASOBI(ヨアソビ)が結成された理由はSNS
YOASOBIを語る上で
まず忘れてはいけないのが
彼らの出会いである。
二人の出会いは、
AyaseがIkuraの
インスタグラム投稿を
みかけた事から始まる。
Ikuraがあいみょんの
「君はロックを聞かない」を
カバーしている投稿を見つけて、
Ayaseがインスタグラムで
直接連絡したのがきっかけ。
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そこから2019年10月1日に
YOASOBIというユニットが結成され
翌年2020年には紅白歌合戦に
出演を果たすという、SNSキッカケで
異例な事態が起きている。
筆者は、音楽活動をしている人は、だいたい学校のサークルで意気投合して出会うものだと思っていた。そんな時代はすでに終わっているようだ。YouTubeやインスタグラム、TikTokなどのSNSで誰でも自分を発信できるようになり、わざわざ東京に状況する必要もなくなった。SNSでバズれば、人生が変わる時代になっている。
AYASEの取り組みがYOASOBI(ヨアソビ)ヒットの基礎
YOASOBIが話題になったベースには
AYASEのニコニコ動画への投稿があげられる。
AYASEはもともと
ロックバンド活動をやっていたが
体調を壊し入院。
その入院中に一人でできる音楽活動として
ボーカロイドを使用した楽曲を
ニコニコ動画に投稿し始める。
VOCALOID(ボーカロイド)とは、ヤマハが開発した音声合成技術で、ボカロなどとも呼ばれている。メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる。
皮肉にも、病気でバンド活動を休止、
入院生活中に一人で作った楽曲が
YOASOBIの大ヒットを作る
基礎になったのだ。
AYASEが作る楽曲は
YouTubeやニコニコ動画で発表され
ヒットを繰り返している。
2019年4月30日に投稿されたボーカロイド作品
「ラストリゾート」で初の10万回再生を記録し、
YOASOBIのデビュー曲、「夜に駆ける」は
YouTubeで2億5千万回再生を記録している。(2021年12月時点)
YOASOBIの大ヒットを見ると、アイドルの握手券と引き換えにCDを大量に売りさばく時代が終わったのを感じた。今後は音楽業界の流れもテレビからSNSやYouTubeが主要なメディアになっていくのは確実だと思う。そして、それを一番初めに確立して大ヒットしたのがYOASOBIだった。
コロナ無観客ライブで注目されYOASOBI(ヨアソビ)はヒットした
2021年12月4日、5日に初の武道館ライブを
大成功に終わらせたYOASOBIだが、
2021年8月8日の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」にトリとして出演し、初の有観客でのライブを行う予定だったが、開催地の地元医師会による要請を受けて本日7月7日に中止が発表された。
デビューしてから、コロナの影響で
ライブができていなかった。
2021年7月にはユニクロとのコラボで
ユーチューブライブを大成功させ、
28万人の視聴者を集めている。
ドローンを駆使した映像や
YouTubeでの無料生配信をし、
コンサート終了後には有料配信で
パーティーも開催した。
アーティストとして初の試みで、
大きな話題となった。
#UTYOASOBIライブ
たくさんのご視聴、本当にありがとうございました!このあとはアフターパーティー!終わったばかりのライブを振り返ります。みんなで打ち上げ!楽しみましょうー!https://t.co/85ccsGa5Cj pic.twitter.com/WLuUWrXB97— YOASOBI (@YOASOBI_staff) July 4, 2021
YOASOBIのオンラインライブのヒットはいっきにオンラインライブのトレンドを作るきっかけになった気がした。コロナという状況でも、音楽家や演奏家に可能性があることを証明する大きな一歩となった。
実際にキングコングの西野亮廣は劇場まで足を運べない人向けにミュージカルを映像でも楽しめるような高品質オンデマンドの作成などを実施して、新しいエンタメビジネスを開拓しているし、日本一チケットが手に入りにくいいピアニスト反田恭平もオンラインコンサートを実施して大成功を収めている。コロナが大きく時代を変え、オンラインの可能性が席数や場所を制限しなくなった。
そんなYOASOBIのマーケティングの方法も
ヒットを手助けした、大きな要因だといえる。
YOASOBI(ヨアソビ)のヒットはツイッターなどの拡散
SNS世代のYOASOBIによる
ツイッターでのこまめな
マーケティングが主な要因だと感じる。
他のアーティストで
YOASOBIほどこまめに
自分の情報発信をする人は
なかなかいない。
YOASOBIの場合は、
1.楽曲の発表でツイート
2.再生数が伸びてツイート
3.メディアで取り上げられて、またツイート
と、毎回こまめにアップデートをしている。
しかも毎回楽曲へのリンクを忘れないので、
ファンもその度に曲を聴くことになる。
【夜に駆ける 配信スタート!】
大変長らくお待たせしました!
YOASOBI「夜に駆ける」ダウンロード&ストリーミング配信開始!https://t.co/PIIsIoXH9G
これからもたくさんの皆さまの”夜”に寄り添う一曲になりますように。— YOASOBI (@YOASOBI_staff) December 14, 2019
「夜に駆ける」YouTube1,000万回再生突破!たくさん聴いて見ていただき本当に本当に本当にありがとうございます!
満足することなくさらに上を目指しながら、また新しい作品で皆さまに楽しんでいただけるよう引き続き頑張ります。
これからもよろしくお願いします!#YOASOBI https://t.co/uA2bKQoZof pic.twitter.com/dV1kPBOaft— YOASOBI (@YOASOBI_staff) April 24, 2020
【#とくダネ にてご紹介いただいた「小説を音楽にするユニット」 #YOASOBI 】
よければ一曲、聴いていただけたら嬉しいです。
各動画の概要欄に「原作小説」のリンクもあります。合わせて読むとさらに深みが!ぜひお試しください💫https://t.co/EAiUPqE74j#夜に駆ける#あの夢をなぞって#ハルジオン— YOASOBI (@YOASOBI_staff) May 25, 2020
YOASOBIのファン層としては10代が4割を超えるという、
かなり若い世代に人気があることがわかる。
そして、LINEが行った調査によると
高校生の83%がツイッターアカウントを
持っていることがわかっている。
YOAOBIの取り組みとファン層の需要が見事にマッチして、
大ヒットは生みだされていることがわかる。
最近のビジネスシーンでもツイッターの拡散力がそのまま売り上げにつながる事が顕著にうかがえる。ZOZOTOWN社長の前澤友作は自身のビジネスの発展のため広告費の代わりにツイッターでお金配りなどをして、圧倒的にフォロワーを増やしている。今やCMで宣伝するよりもフォロワーにツイートする時代になっている。
YOASOBI(ヨアソビ)がヒットした理由まとめ
YOASOBIが結成1年で大ヒットした理由には
SNSでの巧みな使い方にあった。
そもそもユニットの結成さえ
インスタグラムの出会いがきっかけで
10代に大きく支持されるYOASOBIは
ツイッターでファンとこまめに
コミュニケーションを取り合う。
SNS世代であるファン層と
YOASOBIのマーケティングがマッチし
自然と革新的な活動も増えてくる。
ボーカロイドでの楽曲の作成方法、
ユーチューブでのライブや有料配信、
CDよりサブスクベースの販売など、
YOASOBIのヒットで音楽ビジネスが
大きく変わろうとしているのは
間違いない!
結成3年目の2022年は
どんなことをしてくれるのか
期待が高まる!
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